みなさまこんにちは。
春の大型連休、いかがお過ごしでしたか?
お休みだった方も、お仕事だった方もお疲れさまでした。
私は連休中、心理学のセミナーに参加していました。
本当にたくさんの方とお会いすることができ、共に感じ、学んだことを取り入れて、みなさまにもお伝えしていきたいなぁと思った4日間でした。
今回はこのセミナーで私が体験したことのひとつ、
『ラッキーを受け取る』
ことについてのお話です。
『自分には運がない』
と長い間思ってきましたし、人にもそう言っていました。
じゃんけんで勝ち残った記憶もないし、懸賞とかお得な役回りとか、ぜんぜん当たらない。
当たるのは、「どうせ今回も当たらないだろう」という予想だけ。
運がないと思っている分だけ、努力でカバーしようとしていました。
「筋肉は裏切らない」
とか、大好きな言葉です。
(筋トレした分だけ、筋肉増えるよ〜的な意味です。たぶん)
なので、忘年会でいい景品が当たるとか、楽な仕事を振ってもらえるとか、
・・・パートナーに巡り会うとか。。
運がいいんだな、うらやましいなと思っていましたし、自分にはラッキーが一度もなかったような顔をして生きてきました。
運がいい人は、努力してないのに利を得ていると感じられて。
こっちは努力して真面目に生きているのに、何にも報われないないとか。
私には運がないから、幸せになれないんですよ!!
と数年前まで思っていました。
だけどそう思っている時、私には『幸運を受け入れる準備』はできていません。
自分にラッキーなことは起こるわけない!と毒づいていたら、本当に幸運なことがあったとして、心から喜べるでしょうか。
幸運を引き当てた瞬間、疑いが出てきてもおかしくはありません。
同じくらいの不運な出来事が起こるのかもしれない、とか。
今まであれほど幸運をうらやみ、ねたんできた自分が幸運をつかんだら、誰かにねたまれると思ったり。
もしかしたらそういった「ねたみの気持ち」みたいな感覚を持っていると、幸運に近づけないのかもしれません。
ねたみの気持ちもかなり落ち着いたせいでしょうか、私にラッキーなことが突然やってきました。
最初にお伝えしたセミナーで、私は270名ほどの中から最初のフォーカスパーソン(公開カウンセリングみたいな感じです)に選ばれました。
心底びっくりです。
周りには『ラッキーガール』と言われました。
(ガール??という疑問は大目にみてください!)
今回このセミナーに参加するにあたって、私にはテーマがありました。
せっかく参加するのだから、全てを受け取ろう、受け入れよう。
情報や学びだけではなく、人との関わり、自分の中に出てきた感情もそのまま肯定しようと決めていました。
要するに、
『これから起こることは私にとっていいものだから、全部受け取るぞ!!』
という、ウェルカム状態だったのです。
いままでの『どうせ当たらない』というマインドとは正反対ですね。
衆目の中、前方のステージへ向かう時はもちろん緊張しました。
けれど、この状況も受け入れようと思った時、人の目が気にならなくなりました。
もともと私はめちゃくちゃ緊張するタイプです。
失敗しないようやらなければという思いが強く、準備をくり返し、終わった後も一人反省会を開催します。
たぶん今までのように、「ちゃんと、大人らしく振舞わなければ」と思っていたならば、フォーカスの時間はただの緊張の時間になっていたと思います。
けれど、全部を受け入れると決めてやってきたのです。
今の自分を隠さずにそのまま見てもらおう!
受け入れるという言葉だけを考えると、矢印は自分の方へ向かっている気がしませんか?
そうなのですが実際には、自分がオープンにならないと受け入れにくいのです。
私はこういう人ですと自己開示をするとき、矢印は自分から外に向かいます。
開いていないドアから入ることは、難しいですよね。
なので『隠さない』ということが、誰かや何かを受け入れるための大事な一歩だったりもします。
もし私が何か失敗することを恐れて、自分自身を隠そうとしたならば、会場のみなさんのまっすぐな視線は、自分を監視するものと感じられたかもしれません。
「こんなことを話したら軽蔑される」
と怖がっていたら何も話せませんでしたし、
「私なんかが、当たっちゃってごめんなさい」と思っていたなら、申し訳なくて周りを見ることもできなかったでしょう。
その日の私は、一緒の舞台に立ってくれた仲間や、真剣に見てくださった会場の方々の応援を確かに受け取りました。
終わった後も「よかったよ!」「がんばったね」という温かい言葉を、仲間からも初めてお会いした方からも、たくさんいただきました。
怖がって自分の扉の内側にいたら、得られなかったし気づかなかった繋がりです。
何かを欲しいと思うのなら、欲しいものを受け入れる準備をする。
幸運がやってきたなら、扉をもっと開けて歓迎する。
これだけなんですけど、本当にこれが難しいんですよね。
なぜかわからないけれど、後ずさりしたいような気持ちになることもあります。
そんな時は思いきって、
「こんなにいいものを、自分がもらっていいの?」という疑いを、飛び越えることが必要になります。
誰でも幸運を受け取っていいんです。
私はこの先も『ラッキーガール』を楽しむことに決めました。
一緒に幸運を受け入れたい方、募集中です!!