電話カウンセリングと面談カウンセリングとは?
「何度か電話カウンセリングをしてきたけど、面談カウンセリングって何が違うんだろう?」
「どんなことをして、何のためにするものなのだろう?」
そう思った方へ、参考にしていただければ幸いです。
電話カウンセリングと面談カウンセリングでは、アプローチの仕方が異なります。
潜在意識を扱うセラピーができるのは面談カウンセリングならではです。
今までカウンセリングをしてきて、
「この方はすばらしいポテンシャルをお持ちだから、もっと能力を発揮できると思うのに、過去のつらい出来事のせいでご自身に制限をかけていらっしゃるのがもったいない」
そう感じることは多々ありました。
しかしながら、電話だとお伝えできるのは言葉だけです。
みなさまのヒントになるよう、お話から私が感じたことを、ありったけお伝えしようとしてはいます。
それでも『視覚』にはかなわない部分があります。
人は、見て得る情報がとても多いのです。
カウンセラーになる前、私自身もカウンセリングを受けてきました。
そこで思ったのは、「電話では限度がある」ということです。
何の限度?と思われますよね。
電話で話すことは、ご相談者様がご自身で認識している出来事です。
けれど自分で意識できることとはわずかなもので、意識できている事柄は数パーセントと言われています。
自分を動かすほとんどのことは無意識に行っているのです。
例えば、体の機能は自分でコントロールできません。
唯一コントロールできるのは、呼吸とも言われています。
その呼吸だって、死ぬほど止めてはいられないのです。
無意識ゆえに、自分では認識しにくい行動パターンを繰り返していることもあります。
私の例では『いつもあの人に似た人を好きになる?』でも書いたように、自分の母親と恋愛対象として好きになる人達が似ているなんて考えたこともありませんでした。
面談カウンセリングを受けて初めて認識した視点です。
みなさまはその数パーセントからご自身が認識していることをさらに選んで、カウンセラーにお話してくださっています。
もちろん、そこから広げてお伺いしていくのがカウンセリングなのですが、情報が多いほど問題へたどり着きやすくなります。
うまく話せない時も、電話よりサポートができるのも特徴です。
なにか言葉にできない感覚があるけれど、伝わるのかわからない。
ご様子を見させていただいて、よりお声がけできるのもZOOM面談ならではです。
ですので、電話カウンセリングと面談カウンセリングの違いは、
「表面化している問題に対して、解決に向けてカウンセラーがどれだけ多くのアプローチをすることができるか」
といえるかもしれません。
面談カウンセリングでできること
ここでは、私が実際どのようにカウンセリングを使ってきたのかをお伝えしますね。
最初は、youtubeの配信から気になる方にカウンセリングをしていただきました。
気になることを進めてみる、きっかけとしてよかったのではないでしょうか。
気になった理由があるからです。
私はその方に、「自分をいいものと思う」ことの基礎を教わりました。
カウンセリングを受けるまで、自分は醜い何もできない人間だと思ってきたのです。
自分を取り巻く世界は、私のことを拒絶していて、私は社会不適合者だと感じてきました。
けれど、たくさんの人を見てきたそのカウンセラーの目も言葉も、本当に私を肯定してしてくれると思えるものでした。
ずっと自分を勘違いし、責めてきたことにまず気づいたのです。
人と目を合わせるということが怖かった私でしたが、ZOOMということがクッションになり、怖さが半減したのもよかったと思っています。
直接の面談カウンセリングに比べて、ZOOM面談は始めやすいのではないでしょうか。
じゃあ、効果はどうなの?と気になりますよね。
私自身、直接人とお会いするワークに参加して、
「あれ?思った以上にZOOMで会った延長で、違和感がないな」
と感じました。
それほど差はないというのが、個人の感想です。
触れ合えないというデメリットはありますが、緊張しにくいというメリットもあるということなのだと思います。
面談カウンセリングでできることって?
私のカウンセリングでは2時間ご予約いただいた場合のみにはなりますが、セラピーを行います。
セラピーの手法は様々です。
最初にお話しいただいた内容をもとに、わだかまっていた感情を感じていただくセラピーを行います。
その多くは過去の自分『インナーチャイルド』が感じた感情にアプローチするものです。
知らずのうちに抑えた感情というのは、ご自身では気づきにくいものです。
抑えなければいけない理由があって、無いものとしているからです。
面談カウンセリングでは、ご自身でも認識していなかった「抑えた感情」に注目していきます。
抑えた感情を感じることができれば、その感情はいつまでもとどまることはできません。
終わったこととして、次へ進む準備へと移ることができるのです。
ご自身が普段意識していない、潜在意識の感情を取り扱えるのがセラピーです。
私が受けてきた一例ですが、面談カウンセリングを受けて、その後電話カウンセリングでその後の変化や疑問を確認する、そんな受け方もあります。
どんなカウンセリングの受け方でもいいのです。
決まった形はないけれど、そのつど隠れた自己に向き合えるのが面談カウンセリングです。
話すことを考えなくても大丈夫!
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