心にも『クセ』がある~自分責めからの脱出~

みなさま、こんにちは!
薄着になっていくこの季節、私は最近『姿勢改善』に本気で取り組み始めました。

なんて、Youtubeで見た方法を試しているだけですが、続けているとおなか周りの脂肪がちょっぴり減ったんです!!

やり方は、おなかを引き上げるように筋肉を意識するだけ。
意識していてもすぐに忘れてゆるんじゃうので、足の間にペットボトルなどをはさんで、ついでに歩き方も変えてみました。

毎日繰り返していると、だんだん改前後の姿勢の方が楽になってきて、ペットボトル無しでも姿勢を保てるようになってきたのです。

長年のクセも変えようと思えば変えられるものだなぁ、と実感しました。

体や行動と同じように、心にも『クセ』があったりします。

それがいいものであれば何の問題もないのですが、自分の行動を制限してしまうような心のパターンだとしたら、変えてみてもいいのかもしれません。

かつて私には『自分を低く見積もって、卑屈になるクセ』がありました。
今もある・・あります!

言葉には出しません、心の中で、です。

それがまたやっかいで、周りから見た自分と、認識している自分とギャップがあったりすると、より苦しいなんてこともあるのではないでしょうか。

周りにはわからない、私のその『クセ』が発動すると自分ではすぐわかります。

「どうせ私は、○○○○ない」という思考パターンになるからです。

「どうせ私の話は誰も聞いていない」
「こんなにがんばっても、どうせ私のことなんて誰も見ていない」
「かわいげのない私は、どうせ誰からも好かれない」

そんな風に思っては、人と関わることを避けたり、目立たないような行動をとり続けていました。
人に近づいて、傷つきたくなかったからですね。

そんな自分が嫌だったにもかかわらずです。

以前の私は、それが自分のクセであることを知りませんでした。
知らないことは、改善しようがありません。

だけど気付いてしまったのです。

自分が感じているこの卑屈な気持ちは、自分から生まれている感情だということに。

自分で自分を悲しい気持ちにさせることはやめたい!!

やめよう!!!


ところが、禁止は欲求を生むようです。

今日は休肝日だからお酒は飲まない!と思うと、翌日の一杯のことばかり考えてしまうとか。
私はよくあります。

「どうせ私なんか・・あっ、また思っちゃった。もーーーー!!」
ここで自分を責めると逆効果です。

長年慣れ親しんできた思考パターンですから、できなくてイライラしちゃっても仕方がないのです。

ポイントは、「またクセがでたな」と認識すること。
姿勢と同じように、クセなら直すことができます。

何度も繰り返すことで、デフォルトになっていくのではないでしょうか。

『心のクセ』に気づけたのなら、次のステップへ。

ついつい自分を責めてしまう方に、お勧めすることもある方法です。

もしかしたら自分の行動と、周りの行動を関連付けしすぎなくてもいいのかもしれません。

例えば私の場合は、「私なんかどうせ・・」という自分への低評価と、「○○してもらえなかった」という周りの行動を結び付けていたので、別々に考えるようにしました。

さらに姿勢改善でいうところのペットボトルのように、意識を向け切り替えるためのキーワーを設定してみたのです。

過去に数えきれないほど繰り返し、涙したパターンを例にすると、

私はどうせどうでもいい相手だから彼からLINEの返事がこないんだ

そうやって卑屈になりかけたら、とりあえずほんとうに??(キーワード)と自分に問いかけてみる。

私のことはどうでもいいのだろう、とは私が勝手に思っていることです。
相手にとって私がどうでもいい相手かどうかは、聞いてみなければわかりません。

一方、返事を送らないのは相手の都合です。

LINEの返事が来ないのは、なんと返せばいいのかわからないのかもしれないし、時間がないのかもしれません。
会ったときに話そうと思ってた、なんてことも実際にありました。

悲しくて冷静に考えられないときも、「ほんとうに??」とキーワードを使うことで、
「そうだ!この思考パターンは、私の心のクセだった」
「また『全部私が悪いんだ!!』と思いこむところだった。そうじゃないかもよ?」
そうやって、我に返るようになりました。

ネガティブな心のクセを、自分そのものだと思っていませんか?

いつ、何があって「よくない自分」が当たり前になってしまったのでしょう。

無理にポジティブにならなくてもいいのですが、ネガティブにこだわらなくてもいいかもしれません。
私も気長に取り組んでいるところです!

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